青森ねぶた祭りの全日程を見学した私たちは、さらなる青森市の魅力を探索するべく、もうしばらく青森市内に滞在する予定でした。
しかし、Twitterにてフォロワーさんより思いがけない情報が。
五所川原の立佞武多祭りには行かれませんか?
明日が最終日です☆
見応えあってオススメです(*ˊᵕˋ*)
あと、11日に津軽市でメロン、スイカフェスティバルがあるそうです(*ˊᵕˋ*)— 11 (@yumi0119a) 2017年8月7日
見応えがあるとのことであれば見逃せない!
ギリギリ最終日に間に合うとのことで、行ってみることにしました。
情報提供ありがとうございましたっ!
目次
桁違いの高さで目を引く立佞武多が街を行く!「五所川原立佞武多祭り」
思わず写真を縦で撮ってしまいたくなるほどのスケール!
これが五所川原市の「立佞武多(たちねぷた)」。
高さ約23メートル、重さ19トンもある巨大な山車です。この立佞武多が五所川原市街地を練り歩きます。
祭りは毎年曜日は関係なく同じ日程で行われており、8月4日〜8日。
青森のねぶた祭りと同様、日程が毎年決まっているため、訪問の計画が立てやすいイベントです。
立佞武多には400年以上の歴史があるものの戦後に大火により設計図や写真が消失し、長らく姿を消してしまっていたそうですが、有志によって復活したという経緯があるそうです。
1度は消失したものがここまで完成度の高いものとして復活したのはすごいことですよね。
立佞武多自体の質も年々上がっているとのことでした。
近隣の建物や街灯、祭りを眺める人、その高さを見れば立佞武多の圧倒的な高さとがよくわかりますね。
私たちも最初に見た時にはあまりの大きさにただただ驚きました。
祭りの開始前はじっと動かずに待機しているので、じっくりと眺めることができます。
日が沈んでからは灯りによりさらに際立つ立佞武多
まだ明るいうちから眺めることのできる立佞武多ですが、暗くなり運行が始まるとよりその迫力が際立ちます。
祭りの「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声とお囃子の音とともに、立佞武多が街中を進みます。
大きな立佞武多だけではなく、サイズの小さい可愛らしいものもたくさんありました。
山車とともに太鼓を叩いていますが、その高さもかなりのものです。
ここまで安定させて大きな太鼓を乗せ、演奏している上に圧巻のねぷた。
その製作にはかなりの苦労があるのではと予想できます。
五所川原立佞武多祭りは「観て楽しむ」祭り!
青森ねぶた祭りでは跳人として参加を推奨されていましたが、こちらの五所川原立佞武多祭りは観て楽しめる祭りです。
服装や動きがかなり洗練されており、完成された祭りの姿がみられます。
団体によっては観客に向かって舞を披露し、多くの人を楽しませてくれました。
五所川原立佞武多祭りでは、お祭りグルメやご当地グルメも楽しめる
お祭りの定番、おでんや焼きそば、焼き鳥、チョコバナナなどの屋台メニューはもちろん、ご当地でしか食べられないグルメもありました。
祭りの風景を楽しみながらお食事ができます。
屋台横に食事ができる席を用意しているお店もあり、購入した方がゆっくりご飯を食べられるように工夫されているところもありました。
この「立ちもち」は初めて食べる味付けでしたが、また食べたいな〜と2人とも言ってしまうくらいお気に入り。
とっても柔らかく癖になる味でした。
また東北に立ち寄る機会は確実にあるので、出しているお店がないか探してみたいな〜と思っています。
この日は結構肌寒かったこともあり、温かいものを食べながら暖をとっていました。
毎年そうなのか、売られているのもほとんどが温かいものばかりでした。
味付けもあっさりとしていて、万人にウケる味だと思います。
圧巻の迫力は一見の価値あり
立佞武多の迫力は他の祭りの山車とは一線を画すものでした。
この立佞武多は毎年新しい山車が発表され、数年サイクルで古いものから観られなくなってしまうそう。
貴重で見応え抜群の立佞武多祭り、青森ねぶた祭りとあわせて是非ご覧になってみてください!