雨の海沿いを行く、日本三景・松島の絶景巡り

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松島 - 福浦橋

いつも食べ物ばかり紹介してしまう私たちですが、日本の美しい景色というのも旅においては外せない存在。

今回訪れた松島は、誰もが知る日本三景の一つ。

古くから詩句や絵画の題材として挙げられ、国の特別名勝として文化財に指定され、”世界で最も美しい湾クラブ”への加入を認められるなど、世界的な名勝地として認められています。

定番中の定番の観光地ではありますが、宮城にきたら絶対に外せない場所。

今回は徒歩で、松島の海沿いの街を散策しました。

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早い時間からツアー客が訪れる、賑やかな観光地 松島

松島 - 観光船乗り場周辺

松島 – 観光船乗り場周辺

比較的早い時間から街を歩いていましたが、ツアー客が多く訪れていて賑やかでした。

特に観光船乗り場周辺は人だかりが。

夏休みシーズン前ではありますが、日本人・外国人問わず多くの観光客が足を運んでいました。

やや奥まった道も散歩

今回は観光客の喧騒から離れ、メインの通りからやや奥まったところにあるルートも散策してみました。

松島 - 宮島

松島 – 宮島

こちらは宮島と呼ばれている岩だそうです。

まさかの松島で宮島という名称。

この不思議な形は人工的なものではなく、かつてこの場所が海だった時に波の侵食で自然と作られたものなんだとか。

海沿いからやや離れた場所にありますが、かつてはもっと海の範囲が広かったんですね。

このようなさりげない場所にも松島の歴史の痕跡が見え隠れしています。

美しい風景の側には芸術も集まる

松島 - Atelier禅

松島 – Atelier禅

古来より松島を題材とした芸術は数多く生まれていますが、現代においてもそれは変わらないようです。

松島 - Atelier禅 室内

松島 – Atelier禅 室内

観光客が自由に見られるアトリエがありました。

展示されている一部作品は販売もされているようです。

景色の良いところではインスピレーションも働くのでしょうか。

気さくに話しかけてくださったご主人がガイドブック等をくださいました。

私たちのようにふっと立ち寄る観光客の方もいらっしゃるのかもですね。

海沿いの通りは土産店や飲食店が立ち並ぶ一大観光地

海沿いの松島は景色を望みながら散策できる、松島の中でも観光地の色が濃い通り。

観光客の大半が散策の際に訪れるメインの通りです。

私たちもそれに違わず、数件お土産やさんを巡りました。

松島 - 牛たん饅頭

松島 – 牛たん饅頭

松島にも牛たん有り。

松島 - 牛たん饅頭

松島 – 牛たん饅頭

食べてみましたがあまり牛たん感はなかったです。普通にひき肉。

お土産屋さんは松島に限らず、東北や周辺地域名物も多く有りました。

松島 - ずんだオレ

松島 – ずんだオレ

ずんだミルクオレ。

これ、地域限定なんですが優しい甘さで美味しいんですよ。

数年前に旅行で仙台に行った時も購入したんですが、好きです。オススメです。

ずんだシェイクは持ち帰れないけど、これならお土産にもできます。

松島 - モアイファミリー

松島 – モアイファミリー

最近では各地に必ずゆるキャラがいますよね。

ここではモアイ推しのようです。

どことなくサンリオのキャラクターっぽいような…。

ちなみに南三陸町にはイースター島から寄贈されたモアイ像があるとか。

今回は日程の都合で立ち寄らなかったスポットですが、まだまだ知られていないだけで各地にそのような貴重なものもたくさんあるんですね。

松島 - モアイファミリー

松島 – モアイファミリー

モアイファミリーは文具などのグッズも販売されています。笑

松島といえば、別途ご紹介した松かまさんの店舗も複数有ります。

松かまさんの店舗入り口では、巨大すぎる蒲鉾のサンプル(笑)を持って記念撮影もできます!

松島 - 松かま

松島 – 松かま

誰が考えたんだろう…。

焦げ目がちょっぴりリアルです。

いよいよ松島の名勝地巡りへ!

松島 - 五大堂を望む海岸

松島 – 五大堂を望む海岸

お買い物や食べ歩きを楽しんだあとは、各名所をゆったりと散歩します。

多くの観光客が途切れることなく訪れる名所、五大堂

松島 - 五大堂入り口

松島 – 五大堂入り口

まずは重要文化財の五大堂へ。

こちらは松島の中でも徒歩で行ける、有名観光地です。

五大堂の入り口はひときわ目立つこちらの階段から。

松島 - 五大堂入り口

松島 – 五大堂入り口

松島の風景に綺麗に溶け込んでいます。

しかし階段フェチはあまり関心を示しませんでした。笑

松島 - 五大堂入り口

松島 – 五大堂入り口

階段の先は橋が続きます。

雨上がりなどは滑りやすくなっているので注意です。

途中にお土産屋さんなども有り、観光客が途切れず賑やかな様子です。

松島 - 五大堂・橋

松島 – 五大堂・橋

本来はここで川のように水が流れているんですが、この時は完全に干上がっていました。

雨が続いていたにも関わらずこの様子なので、工事などを行なっている影響があるんでしょうか。

過去に訪れた際は水音も聞こえ心地よかったので、ちょっぴりさみしいです。

途中から橋が「すかし橋」となり、より観光客を楽しませてくれます。

松島 - 五大堂 すかし橋入り口

松島 – 五大堂 すかし橋入り口

ちなみにすかし橋の手前に前述のお土産屋さんがあるのですが、喫煙者の方はタバコ休憩も取ることができます。

松島 - 五大堂 すかし橋入り口

松島 – 五大堂 すかし橋入り口

「禁煙」や「火気厳禁」の看板のすぐ手前に灰皿が有り、タバコが吸えるというシュールな光景となっております。

ここから先はもちろん火気厳禁です。

すかし橋は高所恐怖症の方には若干鬼門でしょうか。

旦那も高所恐怖症ですが下を見ないようにすれば普通に通過できています。

松島 - 五大堂 すかし橋

松島 – 五大堂 すかし橋

名前の通り、下の部分が透けて見えるような構造になっています。

木の間と間に足を取られてしまったり、物を落としてしまう可能性が有りますのでご注意を。

大半の方はまっすぐ伸びている柱の部分を平均台のように歩いています。

じっくり下を見ながら歩く方が多いため、混雑している時はかなり渋滞するスポットです。

松島 - 五大堂 すかし橋周辺

松島 – 五大堂 すかし橋周辺

当然、すかし橋周辺から望める松島の景色も絶景です。

木々の間から望めるのもまたいいですね。

進んだ先にはメインの建築物、五大堂が有ります。

松島 - 五大堂

松島 – 五大堂

こちらは伊達政宗が建立した建物で、東北で現存する最古の桃山建築。

重要文化財の五大明王像が安置されていますが、開帳されるのは33年に1度のみ。

ちなみに次回は2039年、祭礼日は8月20日とのことでした。

その時には世界中から多くの観光客が訪れることになりそうですね。

本来歴史的に価値も有り荘厳な建物ではあるのですが、完全に観光地化されてしまっているため、お子さんがずっと鐘を鳴らして遊んでいたり、写真撮影を行う観光客で賑やかで慌しい雰囲気です。

そのため、静かに観光をされている方は、この五大堂の背後に見える大パノラマの松島の景勝を眺めています。

松島 - 五大堂周辺

松島 – 五大堂周辺

様々な船も行き交う光景は、松島の美しさもさながら、海辺らしい雰囲気も味わうことができます。

この景色を眺めるだけでもぜひ訪れてほしいスポットです。

徒歩で福浦島方面へ

徒歩で訪れるにはやや距離があるのですが、五大堂から戻り、そのまま続いての景勝地の福浦島方面へ向かうことにしました。

松島 - 慰霊碑

松島 – 慰霊碑

松島の海沿いを歩いていると感じることなのですが、多くの場所で工事が行われています。

後から知ったことなのですが、こちらはまだ震災後の補修工事が進んでいない地域なのだとか。

重機が多く入っており、あちこちにバリケードがはられています。

途中、震災の慰霊碑も有りましたが、バリケードにこのように遮られている状態。

震災から6年以上経った今も、海の近くでは特にこのような影響がまだまだ残っています。

対照的に現地のみなさんがとても元気に、明るくお店を営業されているのも印象的でした。

福浦島へ至る道、福浦橋

松島 - 福浦島入り口

松島 – 福浦島入り口

福浦島へは、休憩所を通じて福浦橋を通って行く必要があります。

五大堂からここまでも多少歩きますし、福浦橋自体も徒歩で渡るにはやや長い橋ですので、足腰に不安のある方は適宜休憩を取ってから行くようにしましょう。

松島 – 福浦橋入り口

なお、福浦橋を渡るには通行料がかかります。

払うのは行きの片道分だけでOKです。

営業時間ですが、3月〜10月は8:30〜17:00、11月〜2月の冬季は8:30〜16:30です。

券売機が置かれていますが、日中の人が多い時であれば休憩所の店員さんがお金を受け取ってチケットをくれます。

松島 - 福浦橋

松島 – 福浦橋

福浦橋は全長252メートルもある長い橋です。

別名「出会い橋」とも言われていて、松島の観光地一帯の中でもひときわ目を引くため、この橋を渡ることを目的として訪れる方もいらっしゃいます。

松島 - 福浦橋

松島 – 福浦橋

この日は天気も悪かったため観光客の方もまばらでした。

海の上を歩く感覚は楽しく、橋の上もまた絶景です。

少し遠くでウミネコが羽を休めているのが見えます。

松島 - ウミネコ

松島 – ウミネコ

近づいて行くと逃げずにそのまま出迎えてくれました。

現在は松島の植物への害を考慮しウミネコへの餌やりは禁止されていますが、人にはだいぶ慣れているみたいですね。

遠くから他のウミネコの鳴き声も聞こえてきます。

散歩にぴったりなロケーションの福浦島

松島 - 福浦島海岸

松島 – 福浦島海岸

福浦島に近づいてくると、まずは海岸の様子がはっきりと見えます。

遠くから見ていた松島周辺の島々がそのまま近づいてきた風景が見られます。

松島 - 福浦島入り口

松島 – 福浦島入り口

福浦島に上陸すると、緩やかな坂道に生い茂る森林の遊歩道を進むこととなります。

森林浴を楽しみながら、海岸の方を見れば松島の絶景を望む、絶好のお散歩スポットです。

松島 - 福浦島

松島 – 福浦島

坂が急になっているところは階段も整備されており、軽装でも安心して散策ができます。

松島 - 福浦島から望む島々

松島 – 福浦島から望む島々

松の木に海から望む島々、まさに松島らしい風景を見ることができます。

この日はあいにくの天気でしたが、お天気の良い日であれば、日差しで光る海に青い空、緑に輝く木々と、自然の美しさを全視界で体感できるスポットだと思います。

松島 - 松の木

松島 – 松の木

福浦島では「松」島らしい、立派な松の木も多く茂っており、その雄大さを感じることができました。

しかしすごい方向に曲がってる松の木。迫力がありました。

散策途中で突然の大雨に降られる

福浦島を散策中、突然の大雨に遭い、散策はここまでとなりました。

ゲリラ豪雨並みの大雨がしばらく続いたため泣く泣く中断という結果になっています。

とはいえ小雨程度であればその風情も楽しめる松島の圧倒的な景勝は、まだ訪れたことのない方には一見の価値ありです。

また晴れた日の景色も観てみたい、再訪したいと思う場所の一つとなりました。