青森から北海道へ!津軽海峡フェリーで車と一緒に渡航するには?

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津軽海峡フェリー - フェリー入り口

日本一周生活を送るにあたって、避けて通れない離島がいくつかあります。

離島という言葉を使うのは適切ではないかもしれませんが、本州と海で隔たれていて橋が架かっていない、という意味で離島扱いとなってしまう地域。

その1つが北海道です。

最近では北海道新幹線も開通し、北海道旅行への関心も高まっていますが、広い北海道を巡るため、愛車と一緒に北海道へ渡りたいという方は多いのではないでしょうか。

私たちも車中泊をベースとして日本一周をしているので車が必須。

車をフェリーにのせる場合は予約は必須なのか、どのような手順を踏めば良いのか、実際に海を渡って確かめてみました!

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青森市から函館市へ渡る 津軽海峡フェリー

津軽海峡フェリー - ブルーハピネス

津軽海峡フェリー – ブルーハピネス

フェリーを使用して北海道へ渡るルートはいくつかありますが、私たちは「青森市〜函館市」を結ぶルートを選択しました。

前日まで立ち寄っていた田舎館村から向かうともっとも近いルートです。

今回は青森〜函館間を結ぶ津軽海峡フェリーさんの「ブルーハピネス」へ乗船しました。

船代は同乗する人数、車種や時期により異なる

北海道へ渡るための予算ですが、お車と一緒に渡る場合は車の車種(車の長さ)や時期により異なります。

基本的にはこんな感じ。

「車両料金+ドライバー差額+同乗者の料金+貸切料金+手荷物料金+ドッグルーム運賃+各種割引適用

それぞれの料金がどのようなものか見ていきます。

車と北海道に渡るならかかる「車両運賃」

名前の通り車両をのせるための運賃なのですが、こちらは1名分(ドライバー分)の基本運賃も込みの料金となっています。

車両運賃は車の大きさと時期により決まります。

車の区分 A期間 B期間 C期間
軽自動車 13,160円 16,450円 18,920円
6m未満の車両 16,460円 20,570円 23,660円

(上記の表は津軽海峡フェリーのホームページより、2017年10月現在のデータを引用しています。)

期間が3つに別れています。

A期間がもっとも安い期間。

B期間はやや価格が上がる、年末年始や夏休み前後のやや空くけれども渡航者が多く過ごしやすい時期がこれに当たります。

C期間はもっとも混み合うゴールデンウィークとお盆期間が当てはまります。

ちなみに自転車やバイク、原付などの場合は、車両ではなく特殊手荷物の扱いとなります。

6m以上の車両については調整金がかかるため、数ヶ月に1度こまめに運賃が変わります。

よって予約直前にホームページなどでのチェックが必須となります。

船室のランクにより追加料金を支払う「ドライバー差額」

「車両運賃」にはドライバーの基本運賃も含まれていますが、スタンダード(一番低価格な船室)以外に滞在する場合は別途料金がかかります。

「ドライバー差額」として差額を支払うことでより良い席・お部屋を予約することができます。

もちろんこちらも期間により料金が異なります。

スタンダードの船室を使う場合はもちろんこの差額はかかりません。

部屋の等級 A期間 B期間 C期間
プレミア 10,120円 12,650円 14,540円
スイート 2,720円 3,400円

3,910円

ファースト 1,890円 2,370円 2,720円
コンフォート 1,070円 1,340円 1,540円
ビューシート 530円 670円  770円

(上記の表は津軽海峡フェリーのホームページより、2017年10月現在のデータを引用しています。)

同乗者の料金

ドライバーとは別で同乗者がいる場合は、同乗者分の運賃を支払います。

こちらも、もちろん期間や船室により料金が異なります。

部屋の等級 A期間 B期間 C期間
プレミア 12,340円 15,420円 17,730円
スイート 4,940円 6,170円 7,100円
ファースト 4,110円 5,140円 5,910円
コンフォート 3,290円 4,110円 4,730円
ビューシート 2,750円 3,440円 3,960円
スタンダード 2,220円 2,770円 3,190円

(上記の表は津軽海峡フェリーのホームページより、2017年10月現在のデータを引用しています。)

場合によりかかる追加料金

今回私たちが渡航する際にはかかりませんでしたが、場合によりかかる追加料金があります。

船室貸切料金

本来部屋を使用できる人数よりも実際に利用する人数が少ない場合にかかる料金です。

広い部屋を貸し切りたい場合はこの料金がかかるようです。(2017年10月現在)

船室貸切=船室非利用客数×1旅客当たりの運賃×0.5

例えば4人用の部屋を3名で貸し切って利用する場合、実際は3.5人分の船賃がかかることになるんですね。

ドッグルーム利用料

ドッグルームを利用する場合にかかる料金です。

ドッグルーム利用料が1,020円、プライベートドッグルーム利用料が12,340円プラスでかかります。(2017年10月現在)

船によっては対応していないものもありますし、犬以外のペットでの利用は不可です。

手荷物運賃

二輪車などにかかる特殊手荷物運賃や、荷物を預かってもらう場合などにかかる料金です。

特殊手荷物は時期により料金が変動しますが、そのほかの受託手荷物や小荷物については時期によって料金は変わりません。

荷物の種類 A期間 B期間 C期間
自転車 1,230円 1,540円 1,770円
原付(125cc以下) 1,780円 2,220円 2,550円
バイク(750cc未満) 2,660円 3,330円 3,830円
バイク(750cc以上) 3,550円 4,440円 5,110円
サイドカー・トライク 6,580円 8,220円 9,450円

受託手荷物(30kg以下)

610円

小荷物(10kg以下)

510円
小荷物(10kg超20kg以下) 610円
小荷物(20kg超30kg以下)  710円

ちなみに受託手荷物とは車椅子や身体障害者補助犬を委託する場合がこれにあたり、それ以外の荷物等を委託する場合は小荷物になります。

つまり、委託をしなければ手荷物料金はかかりません。

車椅子に乗った状態で乗船したり、車に荷物を積んだままにしておいたり、自分で手回り品として荷物を持っている場合は特にかからない料金ということになります。

各種割引

フェリー料金には様々な割引があり、乗船者の年齢や申し込みのタイミング、人数などによりお安く乗れる場合があります。

  • 小児料金;12歳未満は大人運賃の半額(10円未満四捨五入)。
  • 往復割引:同一航路の往復分をまとめて購入した場合、復路が1割引(14日以内の復路利用等の条件あり)
  • 団体割引:15名以上の利用、一般は1割引、大学生までの学校団体で3割引、小学生以下の団体で小児運賃の1割引(どの場合もスタンダード利用のみの割引)
  • 学生割引:割引証もしくは学生証の提示で1割引(スタンダード利用時のみ)
  • 身体障がい者及び知的障がい者割引:身体障がい者手帳または療育手帳の提示で5割引(第二種またはB判定の場合はスタンダードのみかつ本人のみ、第一種またはA判定の場合は全船室かつ本人に加え介護者1名まで適用が可能)
  • 団体割引・学生割引・障がい者割引は併用不可
  • インターネット予約割引:インターネット予約で1割引
  • 各種キャンペーン:キャンペーンにより適用される割引運賃

現在も津軽海峡フェリーさんではキャンペーンを行なっています。

2018年12月31日までは軽自動車+同乗者全員(車の定員もしくは8名まで)で11,800円、普通乗用車+同乗者全員(車の定員もしくは8名まで)で14,800円です。

おそらくスタンダード船室にはなりますが、ファミリーでの旅費としてはかなり格安になりますね。

ただし車も同乗となることが必須で、インターネットでの予約限定で、乗船の5日前までの決済になります。

船に乗るために青森まで足を運ぶ必要があるのも、青森以外の地域の方にとってはデメリットになるでしょうか。

格安北海道旅行にはこんな方法もあるとだけ覚えておくとお得かもしれません。

私たちの場合はこうなりました

文字で見ると計算が複雑ですが、私たちの場合はこのような料金がかかりました。

条件=乗船は9月だったためB期間。夫婦2人とステップワゴンにて乗船。乗船2日前に片道のみ予約。船室はスイートを選択。

  • 車両を運ぶ料金=ミニバンで6m未満のため20,570円
  • 夫婦のうち1人分の基本船賃はドライバー扱いで、車両料金に含まれます。
  • 今回はスイートルームを選択したため、ドライバーのスイートルーム分追加料金としてドライバー差額が3,400円。
  • 同乗者1名分の船賃として、6,170円。
  • スイートルームはもともと2人用の部屋のため、余計な人数の空きは出ず、貸切料金はかからない。
  • インターネット予約で10%OFF

以上、実際にかかった金額は27,120円でした。

単純にインターネット割引を10%とすると27,126円なのですが、1円単位は切り捨てになるかしら。

そのあたりの詳細はホームページにも記載がないため変動するかもしれません。

もっと安く済ませたい場合は乗船5日前までに、スタンダードで予約を取ればキャンペーンの14,800円で渡航が可能です。

倍近くかかってしまったなぁ。主婦としてはちょっと反省。

でも、実際に乗ってみるとスイートをとってよかったー!と心から思いました。

ネット予約の場合はスマートフォンでのスマートチェックインが便利

ブルーハピネス - スマートチェックイン

ブルーハピネス – スマートチェックイン

当日はフェリー乗り場にゲートがあり、車に乗ったままスマートチェックインができるようになっています。

スマートフォンでQRコードを表示しタッチするだけなので楽々です。

もちろんPC等で申し込んで紙に印刷してきても良いのですが、個人情報が書かれた紙を出先で処分するリスクがあるよりはずっと良いのかなと思います。

タッチをして先に進むとスタッフの方に誘導され、出発まで待機となります。

車ごと船内へ移動

ブルーハピネス - 乗船

ブルーハピネス – 乗船

乗船時間になると、スタッフから誘導され順番に車ごと乗船します。

一番乗りしない限りは前の車についていくだけなので迷うことはないでしょう。

私たちは一般車両の中では比較的最後の方でした。

ブルーハピネス - 乗船

ブルーハピネス – 乗船

乗船すると車を誘導された位置に駐車し、荷物を持って降りることになります。

出航してしまうと車が置かれている船室には一切入れなくなるため、忘れ物をしないよう気をつけましょう!

乗用車は全体で20台前後ほどでした。

夏休みシーズンからかなり時期が外れていることもあり、空間に余裕があります。

時期のせいか結構蛾が飛んでいたので、車の窓を閉め忘れないようにした方が良いと思います。

個室利用時はフロントで鍵を受け取り移動

ブルーハピネス - フロント

ブルーハピネス – フロント

乗船したあとはまず船内のフロントへ向かいます。

フロントで個室の鍵を受け取るためです。

鍵を受け取ったら案内を元に個室に向かうもよし、共有部分で過ごすのもよし、自由です。

ブルーハピネス - フロント

ブルーハピネス – フロント

フロントにはしっかりとエチケット袋もありました。

船酔いが不安な方は持っていくと良いでしょう。

個室を取っている場合は個室にも置かれています。

船内の共有部分でも休憩が可能

ブルーハピネス - 共有スペース

ブルーハピネス – 共有スペース

船内の各所には乗船している人全員が利用できる共有スペースがあり、乗船中は共有部分で休憩を取ることもできます。

自動販売機や電子レンジなどがある場所はフロントのすぐ目の前。

乗船時間によっては朝ごはんやお昼ご飯を取ることも可能です。

私たちが乗船した時もちょうどお昼時だったため、コンビニでお弁当を事前に購入し、持ち込んでお部屋で食べました。

ブルーハピネス - 共有スペース

ブルーハピネス – 共有スペース

食品の自動販売機もあります。

スキー場なんかでよくみる冷凍食品の自動販売機です。

そのほかカップラーメンなどもありました。

ブルーハピネス - プロムナード

ブルーハピネス – プロムナード

共有部分にはプロムナードという窓際の席もあり、海を眺めながら過ごすこともできます。

近くに飲み物の自動販売機もあるのでこちらも休憩に最適でした。

ブルーハピネスの売店は出港後の開店 オリジナルグッズも!

ブルーハピネス - 売店

ブルーハピネス – 売店

先ほどの自動販売機とは別で売店もありますが、出航してから開店し、出航途中で閉店してしまいます。

利用する場合は出港前に開店時間をチェックしておきましょう。

ブルーハピネス - 売店

ブルーハピネス – 売店

ちなみに売店はお土産品やお菓子が多かったです。

青森〜函館間だけあって北海道土産の割合がとても高く、定番の白い恋人も買えます。

ブルーハピネス - 売店

ブルーハピネス – 売店

暑い日にぴったりなアイスもこんなにあります。

海を眺めながら食べるのは気持ちが良さそうです。

ブルーハピネス - 売店

ブルーハピネス – 売店

オリジナルキャラクターのグッズも販売されていました。

主に文具やキーホルダー。小学生くらいの女の子なんかが喜びそうです。

船に乗らなきゃ手に入らないんだろうなぁ。

甲板に出れば気持ちの良い海風とともに船旅を楽しめる

ブルーハピネス - 甲板

ブルーハピネス – 甲板

もちろん外で海の景色を眺めながら船旅を楽しむこともできます!

良いお天気だと海がキラキラとしてとっても綺麗です。

ただ結構風が強かったので、帽子は被らない方が無難かもしれません。

ブルーハピネス - 甲板

ブルーハピネス – 甲板

青森市からの航路は3時間40分と長めの乗船時間となっているため、せっかくのお部屋にこもっているのも1つなんですけど、ちょっと気分転換に外に出たくなるんですよね。

ブルーハピネス - 甲板

ブルーハピネス – 甲板

船の上からしかみられない風景を楽しめるのも旅の醍醐味です。

スイートルームはホテル並みの快適さ

ブルーハピネス - スイートルーム

ブルーハピネス – スイートルーム

いよいよ今回予約したスイートルームですが、船の中であることを忘れてしまうくらいの快適さでした!

メイン部分にはテレビにベッドが2つ。

窓の外から海を眺めることもできます!

ブルーハピネス - スイートルーム

ブルーハピネス – スイートルーム

柵が見えますが、甲板部分からは柵で区切られていて、部屋の窓の前にあたる部分にはいけないようになっていたので、中を覗かれる心配もありませんでした!

ちなみに夜間の航路の場合、光が船の進行の妨げになる可能性があるため、ブラインドを開けることは禁止されています。

開けたとしてもきっと何も見えないですけどね。

ブルーハピネス - スイートルーム

ブルーハピネス – スイートルーム

部屋はちょっとグレードの良いビジネスホテルの様相で、仮眠をとってもよし、電源もあるので仕事もできます。

ちなみにドコモ系列の回線しか持っていなかったのですが、少なくともドコモ回線は電波が途切れることはありませんでした。

ブルーハピネス - スイートルーム

ブルーハピネス – スイートルーム

綺麗なユニットバスもあります。

私も航海中にシャワーを浴びたのですが、バスタブの中に立つとちょっと揺れますので滑らないようご注意を。

部屋にいる時にはあまり船の揺れは感じなかったのですが、お風呂の中だとなぜか波の揺れを感じるんですよねぇ。なぜだろう。

航海の3時間40分は本当に有意義でした。

仕事を少し片付け、仮眠と食事も取り、さっとシャワーを浴びる。

人目を気にせず全てできたのは個室をとったからで、スタンダードの船室ではこうはいきません。

最安値の倍ほどの料金はかかりましたが、私たちの場合は船旅は一生のうちに数度しかない機会ということで、良い思い出にもなりました。

頻繁に船を利用する方や単なる移動手段としての利用の場合はお安く済ませることもできますので、旅のスタイルに合わせて選択できるのが良いですね!

船酔いをちょっと心配していたのですが、全くありませんでした。

船の波の揺れよりはエンジンによる揺れを感じたなーという実感です。

何より過ごした時間が楽しかったのも大きいかも。

到着後は部屋の鍵を返却し車へ

ブルーハピネス - 鍵

ブルーハピネス – 鍵

目的地に到着したらアナウンスが流れます。

指示に従いながら車に戻ることになるのですが、ルームキーはフロントに鍵を入れるためのカゴが置かれており、そこに鍵を入れておくだけでOKです。

車に戻ったら入場した時と逆の手順で、順番に誘導され船外に出ます。

今後のシーズン、フェリーの事前予約は必要?

さて今回は夏休みシーズンをちょうど外れた9月の渡航でしたが、戻るための復路のことも考えなければなりません。

とはいえ日数を決めて旅をしている訳ではないので予約もまだ取れないのですが、早めの予約は必須か船員さんに確認してみたところ、必須ではないが、冬に入るとスキー客で混み合う可能性はあるとのことでした。

今時期であれば1日100人程度の利用ですが、お盆や年末年始のシーズンはその4倍ほどになり満席になることも多々あるのだとか。

私たちは雪が降る前に戻る予定ではありますが、旅行での渡航を検討されている方はぜひ早めに計画のうえ、予約を取りましょう。

日本一周マガジンは次回からいよいよ北海道編のスタートです!